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​愛川田代駅

1928(昭和3)年、愛川電気鉄道が久所(現・水郷田名)より延長されたのに伴い終着駅として開業した。当駅から3kmほど北西の半原地区一帯は撚糸産業で広く知られており、また愛川電鉄の延伸自体もその撚糸製品の輸送が主な目的だったが、駅は中津川沿いの急峻な地形を避けて少し手前の田代付近に設けられている。

すぐ南側を相模川水系の中津川が流れており、対岸とは平山大橋で結ばれている。四方を山に囲まれているが、近年は一部で宅地造成も進む。関東有数のダム施設である宮ヶ瀬ダムおよび宮ヶ瀬湖にも近く、かつては現在湖底に沈んだ中津渓谷への玄関口として多くの観光客に利用された。

旅客設備は1面2線の配置で、ホームは階段を介することなく駅本屋に直結している。構内の北側には貨物輸送を取り扱っていた名残で数本の側線が残っているが、今日では稀に車両の留置に使用される程度である。

駅前には系列の愛川バスが運営する田代営業所が隣接しており、中津(三増経由)、本厚木、宮ヶ瀬、半原・三ケ木の各方面へ向かう路線バスが発着する要衝として機能している。

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名所案内・・・

 

・ 田代運動公園 約0.6km、徒歩10分

・ 三増合戦場跡 約0.9km、愛川バスで5分「上志田」バス停下車すぐ

​・ 半原温泉(塩川鉱泉) 約1.1km、徒歩25分

・ 塩川滝 約1.6km、徒歩30分

​・ 経ヶ岳(海抜633m) 約2.8km、登山口まで徒歩15分

・ 県立あいかわ公園 約3.2km、愛川バス/神奈中バスで10分「愛川大橋」バス停下車徒歩15分

​・ 仏果山(海抜747m) 約3.3km、登山口まで愛川バスで10分「宮沢大橋」バス停下車すぐ

・ 高取山(海抜705m) 約4.0km、登山口まで愛川バスで10分「宮沢大橋」バス停下車すぐ

​・ 宮ヶ瀬ダム 約4.4km、愛川バスで15分「水とエネルギー館前」バス停下車徒歩5分

​・ 宮ヶ瀬湖畔園地 約6.2km、愛川バスで25分「宮ヶ瀬」バス停下車すぐ

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